さく井工事とは | どんな種類があるの、日本で行われている工事

どんな種類があるの、日本で行われている工事

さく井工事とは

さく井工事の概要について

さく井とは、いったい何のことでしょうか。一般的な方には分からない方が多いのではないかと思います。さく井と書いてどう読むか分かる方も少ないでしょう。『さくせい』と読みます。本来はさくは『鑿』と書きますが非常に難しいのでひらがな表記となっています。 さく井工事とは、井戸を掘ることを言います。試錐(しすい)も含みますが、これはボーリングのことを言います。ボーリングとは、地質調査にために用いる機械などを利用して、地盤に直径40mm以上(一般的には200mm程度までですが、それ以上もあります)の孔を掘っていく作業のことを言います。 公共工事において、建設業の許可制度で分類されている28業種の一つに『さく井工事業』との分類がありますが、これは井戸やボーリング、温泉掘削などを主体とした工事業を指していて、都道府県の許可と国土交通大臣許可があります。

技能資格と井戸設置工事の流れ

さく井工事は、地下水を汲み上げる井戸の他に、地下水を観測する井戸、温泉井戸、石油井、天然ガス井などの多岐に渡っています。 さく井工事には、国家資格の技能検定制度で都道府県が実施する学科試験と実地試験に合格したものが称する事が出来る、さく井技能士があります。さく井技能士には、パーカッション式とロータリー式があり、それぞれ1級と2級があります。 ただし、さく井工事を行うために必要な資格ではなく、資格が無くてもさく井工事は出来ますが、さく井に関する知識や実技、経験があることを示すことが出来る資格となっています。 さく井工事は、一般的な地下水井戸を設置する場合、ボーリングマシンで掘削をしながら地下水の存在を調査し、目的の深度に達したら、汲み上げポンプを設置するために、掘削した孔が崩れないように鋼管などを設置します。鋼管の周りには水が集まりやすいように砕石を設置していきます。 鋼管を設置した後は、目的の量の地下水が汲み上げることができるかを確認するために揚水試験を行います。これは、事前に掘削により汚れた地下水がなくなるまで予備試験を行い、それから本試験へと移ります。